2008年4月5日土曜日

新入社員

 今週は電車やオフィス街で新入社員をたくさんみかけた。よくいわれることで、入社後3年で3割がいろいろな事情で退職する。20世紀後半の日本では終身雇用というフィクションがあったようだ。2008年は転職をする人が多いといわれている。現実はよくわからない。
 わたしは、最初に就職した会社では約6年勤務した。20世紀のことだ。3年以上勤めたということで7割の方だった。だが、21世紀になってからは、考え方を変えた。ローン購入のときに勤務先名を書くと、いい会社に勤めていますねえ、とよくいわれたような会社に勤務したこともある。数年間勤めているうちに、わたしが希望するキャリアとは合わなくなっていって、辞めた。
 今年の3月からS県K市のある公営施設の旧式プラネタリウムを運営するサークルへの参加している。これまでは世のなかから吸い上げるばかりで、世のなかへの還元はほとんどなかった。これからも輸入超過はかわらないが、積極的に輸出をしていくということにしよう。
 宇宙飛行士の土井さんは確かいった。「これから故郷の地球へ還ります」。日本へ還るとはいわなかった。サークル活動を通じて多くの若い人々に接することになる。その人達のなかから、わたしたちは日本人だという考え方から文化、国籍、民族、人種が違っても地球人という考え方ができるような人がたくさん出て来てくれればいいなあ。
 さあ、フライト時刻だ。

To be continued.

2008年3月29日土曜日

プラネタリウム初解説

 今日はK市児童センターでIBHサークルの会議だった。わたしは、生まれて初めてプラネタリウムの解説をし た。そのむずかしいこと。頭のなかで思ったことと、言葉になってでてくることがちがう。思っていることをそのまま伝えるのは本当にむずかしい。聞き手は子 どもだ。子どもがわかる言葉にしようとあせるということを忘れてしまう。
 いい経験だった。次はなんとかしよう。

2008年3月2日日曜日

暖かくなってきたなあ


3月2日(日)
 朝は寒かった。昼は急に暖かくなってきて、ジョギングをしていても、半そでがよいかなと思った。
 梅の花がきれいに咲いている。近くにいってみるといい匂いがする。

「東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」

 天神様が読んだ短歌だ。走っていると確かに東風だ。昨日の午後から夜にかけては北西の季節風が吹き荒れたというのに、長続きしなくなった。

 見えるかな。畑の脇には紫色の花が咲き始めた。2週間の間でも着実に季節は進んでいる。

 今年から本格的なジョギングは3月から始めることにした。去年までは冬の寒風のなかを走っていたが、ひざが痛くなる。トシだ。3月から週末に走って、11月の上尾シティハーフマラソンをめざす。12月から2月はお休み。ウォーキングよりも遅い散歩に切り替える。

 久しぶりにアストロアーツのニュースをチェックした。
 
http://www.astroarts.co.jp/news/2008/02/28planet_x/index-j.shtml

なんと、80天文単位(AU)に地球サイズの氷のわく星があるかもしれないということだ。太陽以外の恒星にもわく星があることが分かってきた。わたしたちの太陽系でも、海王星よりも外側にはまだまだ何かかくれていると思う。見つかるのだろうか。ぜひ見つかってほしいな。

2008年3月1日土曜日

春の荒らしは突然に



春の雨は突然来る。先週2月23日(土)につづいて3月1日も、にわかに黒雲がやってきて、朝のポカポカ陽気から寒風が吹き荒れる冬になった。2月22日には、日本海の低気圧があって日本の南東には移動性高気圧がある。関東地方には南から暖かい空気が流れ込んでいる。23日の暖かかった。思わず半そでのTシャツを着てジョギングに行きたくなるような気分だった。ところがお昼頃には日本付近で急速に発達した低気圧と寒冷前線が通過して砂嵐が吹き荒れ、畑の土が舞上がって、遠くの景色は見えなくなった。桶川マインで昼食を吞みこむように食べて、慌てて洗濯物を取込みに家に向った。洗濯物を室内にいれると同時に、突風が強まって雨が降ってきた。それにしても急速な天気の変化だ。気温も急に下って、半そでの散歩なんてとんでもない。冬のジャンバーが必要となった。雨があがった後はすぐに晴れてきた。冬の寒さとなった。こんなに急に天気が変わるとは思ってもいなかった。夜には自動車のフロントガラスに吹掛けたウォッシャー液が凍り付いてしまうくらいに気温が下っていた。午後3時の天気図は西高東低の冬型の気圧配置すとなって、日本付近では等圧線の幅が狭くなったいる。22日午後3時からは想像ができない低気圧の発達だ。日本の上空には偏西風が南北に蛇行しながら西から東に向って吹いている。偏西風の蛇行が北に向っていると南から暖かい空気が流れ込みやすくなるし、蛇行が南に向っていると北からの冷たい空気が流れむようになる。天気予報のプロともなれば、高層天気図を読んで上空の風の流れを見ると翌日の天気の変化が分かるらしい。
 それにしても2週連続で同じ様な天気変化になるとはおもしろい。3月の方が少し暖かいのか、先週は2日は寒い北風が吹き荒れたのに、今回はひと晩ですみそうな様子だ。着実に暖かたくなってきているのだろう。
 2月23日の夜はとある天文台の観望会で夜空の案内をした。寒くて寒くて、屋内に逃げ込み
がちだった。オリオン大星雲のなかをのぞき込んだ。トラペジウムの四角形がよくみえた。オリオンをはじめとする冬の星座は早い時刻に西に傾いてきた。季節が早春から桜の季節に移り変わりつつあるのがわかる。そういえば、北斗七星も首が痛いくらいの角度で上を向くと見えるようになった。柄の先を伸ばしていくと、オレンジ色のアルクトゥルスと白色のスピカも東の低空に見えるようになった。しし座と土星が南東の空高くに移動してきた。
 次回の観望会の当番は3月15日。きっと、夜の冷え込みもましになり、空は若干おぼろになっているだろう。

うみへび座



 わたしの勤め先から見る夕焼けはとてもきれいだ。時々、携帯のカメラで撮って眺める。富士山と夕日はいろいろな空を見せてくれる。冬の間はとても空気が澄んでいて、丹沢の山越に見る富士は雪をかぶっている。
 帰り道、桶川駅から夜中11:30トボトボと歩く。シリウスは西に低空飛行をしている。オリオンは見る影もない。そろそろさそり座が昇ってくるのか。東の空を見るとアルクトゥルスとスピカが見える。北斗七星はかなり高くなった。つなぐと確かに長い曲線になる。スピカの先には変形した四角形のカラス座があるらしい。07年の新春に飛行機の窓から南の空をみて、うみへび座の長さを実感したときに、この星座を生まれて初めて見た。
 そういえば今日は暖かかった。うるう年の2月29日は、ほかの年だと3月1日だ。このあとはしばらく穏やかな天気だそうな。
 さあ寝よ。

2008年2月10日日曜日

洸春の頃


2008年2月10日 晴れ
徒然なるままにblogをつくってみる。休日は郊外から田園地帯をジョギングしている。健康にはよいし、天文のPodcastを聴くには90分はほどよい時間だ。

Astronomy A Go Go!
http://astronomy.libsyn.com/

Astronomy Cast
http://www.astrono
mycast.com/

スターウォッチングエクスプレス
http://www.astroarts.co.jp/podcast/podcast.xml

というところが天文関係ではお気に入りのPodcastだ。

 昨日2月9日の夕方から降りだした雪もあがり、風は強いがまずまず暖かくなった日曜日ひさしぶりにジョギングをしてみる。

 Podcast情報によると、2月14日に上弦の月とすばるが接近するらしい。1月に約30年ぶりに水星をに宇宙船が近づいたらしい。1月末から2月始めにかけて、夜明けの空で金星と土星が接近して見えている。
 そういえば、1月始めから半ばは日の出がおそく6:40でも金星が見えていたのに、2月になると急に夜明けが早まってくる。もう暦の上では春だ。
 夜空の星を見上げると季節の移り変わりはよくわかる。2月になると午後10時頃駅から家路を急いでいると、もうオリオン座やシリウスは西の空に傾き始めている。
北斗七星の高度が高くなってきた。就寝前に東の低空にアルクトゥルスが昇ってきている。
 
夜中に目がさめると東の空にはベガが輝いている。年末には朝6時頃に東の低空に見えていたような気がしたが。
 これからしばらくは洸春(こうしゅん)で、光りは暖かそうなのに、外に出ると寒い日々が続く。