2008年4月5日土曜日

新入社員

 今週は電車やオフィス街で新入社員をたくさんみかけた。よくいわれることで、入社後3年で3割がいろいろな事情で退職する。20世紀後半の日本では終身雇用というフィクションがあったようだ。2008年は転職をする人が多いといわれている。現実はよくわからない。
 わたしは、最初に就職した会社では約6年勤務した。20世紀のことだ。3年以上勤めたということで7割の方だった。だが、21世紀になってからは、考え方を変えた。ローン購入のときに勤務先名を書くと、いい会社に勤めていますねえ、とよくいわれたような会社に勤務したこともある。数年間勤めているうちに、わたしが希望するキャリアとは合わなくなっていって、辞めた。
 今年の3月からS県K市のある公営施設の旧式プラネタリウムを運営するサークルへの参加している。これまでは世のなかから吸い上げるばかりで、世のなかへの還元はほとんどなかった。これからも輸入超過はかわらないが、積極的に輸出をしていくということにしよう。
 宇宙飛行士の土井さんは確かいった。「これから故郷の地球へ還ります」。日本へ還るとはいわなかった。サークル活動を通じて多くの若い人々に接することになる。その人達のなかから、わたしたちは日本人だという考え方から文化、国籍、民族、人種が違っても地球人という考え方ができるような人がたくさん出て来てくれればいいなあ。
 さあ、フライト時刻だ。

To be continued.